Record China 2022年8月30日(火) 12時0分
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サッカーの中国スーパーリーグの試合で、開始10秒で負傷してその後負傷交代した選手が肋骨(ろっこつ)を4本骨折していたことが分かった。
サッカーの中国スーパーリーグの試合で、開始10秒で負傷してその後負傷交代した選手が肋骨(ろっこつ)を4本骨折していたことが分かった。中国の複数のメディアが伝えた。
28日に行われた河南VS広州の試合の開始10秒、ロングボールをヘディングでクリアしようとした河南DF趙宏略(ジャオ・ホンリュエ)に、広州のキャプテン・韋世豪(ウェイ・シーハオ)が突進し接触。激しくピッチに落下した趙は、その後負傷交代した。試合翌日の河南の公式発表によると、趙は右第1~4肋骨を骨折。今シーズンの復帰は絶望的となった。
韋は過去にも相手選手に大けがをさせている。2019年3月に行われた中国杯の中国VSウズベキスタンの試合では、ウズベキスタンのシュクロフに後方から危険なスライディングタックルを仕掛けた。シュクロフは右脚骨折の重傷を負い、救急車で病院に搬送。長期離脱を余儀なくされた。
こうした「前科」があるためか、中国のサッカーファンからは「韋世豪は本当に悪い奴だ」「明らかにボールではなく人に向かって行っている」「韋世豪はやり慣れてる。この気性は変えられない」「中国サッカーの恥を代表するような選手」「不道徳。追加の罰を科すべき」「だから前から韋世豪を永久追放すべきと言っていたんだ」といった非難が殺到している。
なお、韋世豪は中国代表として今年1月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本戦に出場しており、この試合では日本代表の南野拓実と小競り合いを起こしている。(翻訳・編集/北田)
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