28日午後11時19分の時点で、中国の夏の映画の興行収入が合わせて90億元（約1800億円、前売りチケットを含む）の大台を突破した。動員数は延べ2億3000万人で、前年同期の興行収入を大幅に上回った。今晩報が伝えた。

うち、沈騰（シェン・タン）と馬麗（マー・リー）が主演のSFコメディー映画「独行月球（MOON MAN）」の興行収入は28億6100万元で、ダントツとなっている。同映画は9月28日まで上映を延長することを発表した。2位は朱一龍（チュー・イーロン）が主演の「人生大事（Lighting Up The Stars）」で、興行収入17億800万元、9月26日まで上映が延長されることが決まっている。3位は「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」で、興行収入は10億5900万元となっている。

映画市場の回復を加速させるべく、中国国家電影（映画）局が発表した「2022年映画恵民消費シーズン」の通知によると、映画の製作会社や配給会社に対して、今年8月から10月まで、ハイクオリティーな映画を市場に積極的に投入し、さらに多くの新しい大作映画の上映を加速させるよう要請している。（提供/人民網日本語版・編集/KN）