大谷翔平への旭日旗応援は「アジア人に戦争の恐怖を思い出させる」、韓国教授がエンゼルスに抗議

Record Korea    2022年9月2日(金) 14時0分

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2日、韓国・聯合ニュースによると、米大リーグのロサンゼルス・エンゼルスのファンが大谷翔平の出場する試合の応援に旭日旗を使用したことについて、徐敬徳誠信女子大教授が球団側に抗議したことを明らかにした。

2022年9月2日、韓国・聯合ニュースによると、米大リーグのロサンゼルス・エンゼルスのファンが大谷翔平の出場する試合の応援に旭日旗を使用したことについて、韓国の広報活動を行う徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が球団側に抗議したことを明らかにした。

徐教授によると、最近行われたロサンゼルス・エンゼルスとテキサス・レンジャーズの試合中、大谷の登場時にエンゼルスのファンが旭日旗を振って応援した。試合中継を見ていた韓国人ファンがそれを発見し、徐教授に情報提供したという。

徐教授は球団側にメールを送り、「旭日旗は戦犯旗であり、旭日旗での応援はアジア人に戦争の恐怖を思い出させる行為」だと強く抗議したという。メールには旭日旗の意味などを説明する英語の映像も添付した。

徐教授は「たくさんのアジア人が居住する米国で、それも世界の野球ファンが視聴するメジャーリーグでの旭日旗応援は当然根絶させなければならない」とし、「今後は球団が格別な注意を払ってほしい」と呼びかけた。また、世界的なスポーツイベントで旭日旗応援がたびたび見られることについて「怒りを示すのではなく、正確な指摘を通じて再発防止に努めるべきだ」と強調したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「やっぱり徐教授は最高」「こうして声を上げ続けることが大事」と応援する声が上がっている。

また「米国国民も犠牲になったのに、過去を忘れてしまったの?」「韓国政府は何をしているのか」など、米国や韓国政府に対する不満の声も。

一方で「実際に戦争が行われた米国でも問題視されていないのだから、韓国も静かにしておけばいい」「米国は戦犯旗と考えていない。考えているのは韓国だけ」「ナチスの旗は世界が非難するのに、旭日旗は韓国と中国だけ。もしかして歴史歪曲(わいきょく)の洗脳を受けているのは韓国のほうでは?」などと疑問を示す声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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