Record China 2022年9月6日(火) 7時0分
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2日、日本華僑報は、ロシアによる大規模な軍事演習が日本に「四つの衝撃」を与えたとする文章を掲載した。
2022年9月2日、華字メディア・日本華僑報は、ロシアによる大規模な軍事演習が日本に「四つの衝撃」を与えたとする文章を掲載した。以下はその概要。
ロシアが9月1日から7日まで大規模軍事演習「ボストーク2022」を開始した。日本の防衛省を見れば、彼らはロシアがすでに戦争の泥沼状態にあり、今年は軍事演習をやる精力も実力もないと思っていたようだが、その思惑は外れ、ロシアは予定通り「ボストーク2022」を実施し、ロシア軍だけで5万人、飛行機140機、軍艦など60隻を動員して底力を見せた。これが、日本に衝撃を与えた事柄の1つ目めだ。
また、防衛省は日本と欧米のグループがロシアに対して再三の、致命的な、多岐にわたる制裁を加え、ロシアがすでに「孤立状態」に陥ったと認識していた。しかし、今回の演習では中国、インドなど13カ国が参加したのである。厳しい国際情勢の中で、ロシアはなおも求心力を持っている。これが日本に与えた衝撃の2つ目だ。
そして、今回の軍事演習の陸上地域には、日本が称する北方四島の二つである択捉島と国後島が含まれている。日本にとっては、自らの国土で4年前の2018年に続きロシアが軍事演習を行うことになる。これが日本に与えた衝撃の3つ目だ。
さらに、今回の軍事演習の主体は事実上、旧ソ連の諸国からなる集団安全保障条約と、上海協力機構の二つだ。特に後者は中国主導で立ち上げた協力グループであり、なにかとグループに入りたがり、グループをリードしたがる日本にとって、自分の属さないグループが軍事演習をやるのは見ていられないことだろう。これが、日本に与えた衝撃の4つ目だ。
ロシアの軍事演習に衝撃を覚えた日本は、この軍事演習に対して大々的なネガティブキャンペーンを打ち始めた。日本は欧米が行う各種軍事演習に対して積極的に参加したり支持したりし、それが世界平和を守ることになると認識する一方で、ロシア主導の軍事演習については何でもかんでも非難をする。これは明らかなダブルスタンダードであり、こんなことをしていては結局恥をかくだけなのだ。(翻訳・編集/川尻)
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