軍兵士による銃乱射事件、5人が犠牲=犯人は「要注意兵士」認定を受けていた―韓国

Record China    2014年6月23日(月) 10時8分

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22日、中国広播網は記事「韓国軍兵士が同僚5人を殺害後逃走=犯人は兵役満了まであと3カ月だった」を掲載した。事件を起こした兵長はあと3カ月で兵役満了だったが、軍隊生活になじめず「要注意兵士」と認定されていた。写真は韓国、38度線付近の警備兵。

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2014年6月22日、中国広播網は記事「韓国軍兵士が同僚5人を殺害後逃走=犯人は兵役満了まであと3カ月だった」を掲載した。

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21日夜、江原道高城郡付近で軍兵士による銃乱射事件が起きた。警戒任務を終えて軍施設に戻る途中、一人の兵長が同僚に向けて手榴弾を投げ銃を乱射した。5人が死亡、7人が負傷した。その後、兵長は逃亡。22日午後には乱射現場から10キロ離れた森で発見され、追跡した軍との間で銃撃戦が起きている。兵士1人が負傷した。その後、軍は兵長が潜伏した森を包囲。母親が拡声器で投降を呼びかけた。

事件を起こした兵長はあと3カ月で兵役満了だったが、軍隊生活になじめず「要注意兵士」と認定されていた。韓国ではこれまでにも2005年、2011年に兵士による銃乱射事件が起きている。いずれも部隊内でのいじめが原因とされている。

事件を受け韓国国防部報道官は記者会見を開き国民に謝罪した。今春には客船セウォル号の沈没事故が大きな注目を集め朴槿恵政権の支持率低下の要因となったが、今回の乱射事件も政権への打撃となりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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