2016年の韓国ドラマ「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」の中国版ドラマ「鬼怪～孤独又燦爛的神」が、今年年末にクランクインし、Netflixで独占配信されると複数の中国メディアが報じている。

コン・ユとキム・ゴウン主演の「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」は、2016年12月からtvN局で放送されたドラマ。1000年前からこの世に留まり、不滅の命を持つ“トッケビ”と、現代に生きる“トッケビの花嫁”の女性との奇妙な同居生活を描く。中国でも人気の高い作品で、ドラマや映画の情報サイト・豆瓣（douban）では、ユーザー評価が10点満点のうち8．8点と高得点をマークしている。

5日、「トッケビ」の中国タイトルと同じ「鬼怪～孤独又燦爛的神」のドラマ制作の話題を、新浪（SINA）や捜狐（SOHU）といったニュースサイト大手が報道。その内容によると、全36話の「鬼怪～孤独又燦爛的神」は「トッケビ」の中国版で、今年12月末にクランクインし、約2カ月半の撮影を予定している。アモイ（廈門）やマカオでロケが行われ、Netflixで独占配信されるという。

プロデューサーには中国側と韓国側の名前が並んでおり、中韓合作を思わせる内容となっている。ネットではキャスティングなど詳しい情報を求める声のほか、もし「トッケビ」のリメイク作品であれば、オリジナルのイメージを壊すのでやめてほしいと望む声も多く上がっている。(Mathilda)