Record China 2022年9月7日(水) 12時30分
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「二択の初恋」DVDリリースを記念して、ジャン・リンホーのインタビューが到着した。(c)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
「探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜」のジャン・リンホーと「イジワルな君に恋をした〜Sweet First Love〜」のレン・シーハオという2大イケメン・ライジングスターが恋のライバルとして初共演した「二択の初恋」。
女子生徒から人気抜群の優等生を演じたのは人気急上昇中のイケメン俳優ジャン・リンホー。幼い頃の事故で障害を抱えながらもクールに生きる前向きな姿勢が凛々しく、女性のハートをときめかす。
また、中国版「PRODUCE 101」出身で「イジワルな君に恋をした〜Sweet First Love〜」で期待の新鋭に躍り出たレン・シーハオが、恋敵に扮し仲間思いのヤンチャな転校生を好演した。
タイプの異なるイケメン2人がヒロインをめぐって繰り広げるラブバトルの数々は、眼福必至の萌えと胸キュンシーンが満載だ。そんな2人の男性から愛情を注がれる天真爛漫なヒロインに扮したのは、岩井俊二監督作「チィファの手紙」に出演した若手女優のドン・エンシー。上海国際映画祭の「メディアに最も注目された新人女優賞」に輝いた新星が、恋に悩みながらも自分の感情に素直な女子学生を魅力的に演じた。
青春群像劇に定評のあるジアン・ジンリン監督が若い彼らにしか出せない瑞々しい輝きを映し出した本作は、2021年初夏に配信が開始されるや、テンセントの各種ランキング、猫眼熱度ランキングなどで上位に駆け上り、高評価を受けた。
「二択の初恋」のDVDリリースを記念して、ジアン・ハオユエを演じたジャン・リンホーのインタビューが到着した。「探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜」でデビュー&主演というラッキーなスタートを切るや、売れっ子となったジャン・リンホー。そんな彼が、本作への役作りや想い、撮影秘話などを明かした。
■最初に脚本を読んだ時、どんなところに魅力を感じましたか?撮影前にどんな準備をしましたか?
まずジアン・ハオユエは足に障害を負っている学生というのが、普通の学園ドラマにあるただの優等生という設定とは違うところで、挑戦しがいがあると思いました。撮影前は原作小説を読みました。それが脚本に書かれた感情の流れを整理するのに役立ちました。
■演じたジアン・ハオユエは苦難に遭った王子というべきキャラで、体に負った障害は彼の心身において癒えない傷となっています。そんな役を演じるにあたって、どんな役作りをしましたか?
ジアン・ハオユエは他人に対して警戒心が強いという点については、意識して演じました。例えば彼はルー・ミアオにしか気を許していないので、シー・チョーと知り合ったばかりの頃は彼が敵意を持っていると思ってまともに相手にしないなどです。
■ジアン・ハオユエはクールな優等生で、レン・シーハオさん演じるシー・チョーは熱血で中二病っぽい少年です。自分はどちらのキャラに似ていると思いますか?この2人のどんなところに共感しますか?
どちらも僕には似ていないと思います(笑)。ジアン・ハオユエは自尊心の強い優等生で、クールで警戒心が強く、何事にも一途なタイプです。実生活ではこういう人はあまりいないんじゃないでしょうか。でも、シー・チョーはよく見るタイプの学生ですね。おおらかで明るい性格で、どんなことも気にせず、自分の好きに振る舞うタイプです。
■ジアン・ハオユエとルー・ミアオは形だけの兄妹で、互いに想い合って互いに努力していきます。ご自身ではそんな2人のラブストーリーについてどう思いますか?
お互いがお互いに密かに恋している感じですよね。その気持ちにはあいまいな部分も多くて、相手に近づきたいけれど近づく勇気がない。そんなふうに学生時代に自分を一生ドキドキさせてくれる人に出会えるなんて貴重な体験だと思います。
■ジアン・ハオユエのルー・ミアオに対する優しい気遣いと包容力には深く感動させられますが、彼らのどんなエピソードに心を動かされましたか?
僕は情緒的なシーンよりもどちらかといえば2人の日常生活のシーンの方が心に響きました。例えば、ジアン・ハオユエがルー・ミアオの勉強を見てあげて、2人一緒に努力するところなどです。このように互いにより良い自分に変わっていくのは素晴らしいことだと思います。
■本作で再び高校生活に戻ったような体験ができたと思いますが、撮影中はどんな気持ちでしたか?
僕がこのドラマで感じた最も大きな気持ちといえば、家族に対する気持ちです。少年時代にトラウマがあり家族がバラバラになってしまったキャラクターを演じたことで、以前にも増して家族と一緒に過ごす時間を大切にするようになりました。
■撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
撮影現場は楽しかったです。学園ドラマということでキャストは若い俳優ばかりだったので、一緒に遊んだりもしていました。ルー・ミアオ(ドン・エンシー扮)はダイエットをする必要があって食べる量を減らしていたのですが、我慢できなくて隠れておやつを食べていたのを覚えています。
■ドン・エンシーさんと共演した感想はいかがでしたか?
初対面の印象はかわいらしくて、ルー・ミアオ役にぴったりだと思いました。ルー・ミアオはまさに彼女のようなキャラだからです。彼女はルー・ミアオとジアン・ハオユエの人物像についての考察もシェアしてくれたりして、一緒にお芝居するのが楽しかったです。そして、非常に真面目に演技に取り組む人ですね。まだ若いのに演技に対してとても真剣で、心に強く訴える彼女のお芝居に僕も心を動かされました。
■本作の見逃せないところ、日本の視聴者に注目してもらいたい見どころはどこですか?
見逃せないところは、ルー・ミアオが病気になり、ジアン・ハオユエが彼女をおんぶして病院に行こうとする雨のシーンです。外は大雨が降っていて、足が悪い僕は彼女を背負ったまま道に倒れてしまいます。その時は無力感に惨めさも加わって、つらい気持ちでした。ぜひ注目してもらいたいシーンです。
■日本では本作が「探偵麗女~恋に落ちたシャーロック姫~」「ラブ・クロスド~魔法が解けた王子様~」に続いてリリースされるジャンさんの3作目の作品となりますが、それについてはどんなお気持ちですか?今後はどんなジャンルの作品や役柄に挑戦してみたいですか?
このように自分が出演しているドラマが海外でも見てもらえるのは非常に光栄です。今後も努力を続けて、より多くより良いキャラクターを演じていきたいと思います。将来チャレンジしてみたいテーマはたくさんあります。例えば、SF、サスペンスなど僕が普段から見ているジャンルです。ちなみに今年、僕が一番期待している作品は「三体」です。
※「三体」:原作は日本でも早川書房から翻訳出版され人気を集めている劉慈欣によるSF小説。中国で今年、ドラマ版がテンセントで配信される予定。
■最後に日本の皆さんにメッセージをお願いします。
日本の皆さんにもぜひ「二択の初恋」を応援していただけたらうれしいです。皆さんも人生の中で大切な時間を過ごせる人と出会えますように!
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