「南京事件の写真」公開した米国人男性が訂正「上海のようだ」、“死の脅迫”受けていることも明かす

Record China    2022年9月7日(水) 13時0分

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中国メディアの中国新聞網は6日、南京事件(南京大虐殺)のものとする新たな写真を公開した米国人男性が「死の脅迫」を受けていると伝えた。

中国メディアの中国新聞網は6日、南京事件南京大虐殺)のものとする新たな写真を公開した米国人男性が「死の脅迫」を受けていると伝えた。

米ミネアポリスで質店を営むエバン・カイルさんは先日、質入れ品として出された第2次世界大戦期のアルバムの中に旧日本軍による南京事件の写真が含まれていたとの動画をSNSに投稿した。持ってきた客は「家族から受け継いだもの」と語ったといい、アルバムには中国や東南アジアでの生活が記録されていた。カイルさんは写真について「ネット上で見るどんなものよりもおぞましい写真」「すべての人が見るべき」などと語っていた。

記事によると、カイルさんは現地華字メディアの取材を受けた際、「動画を投稿したことは後悔していないが、『南京大虐殺』と言ったことは後悔している。表現に誤りがあった。写真はどうやら上海と関係があるようだ」とし、詳細については近く博物館の関係者が鑑定に訪れるとした。また、「アルバムは中国の博物館に引き渡すつもりで展示して多くの人に見てもらいたい」と語る一方、写真は上海である可能性が高いため、「南京の博物館に渡すのは適切ではないかもしれない」とも語った。

このほか、「ここ数日はよく眠れず、ストレスが溜まる日々だった。私は合法的に銃を所持しており、日常でも携帯しているが、防弾チョッキを着ることは少ない。(今よく着ているのは)誰かに後をつけられているかもしれないし、マンションの外で待ち伏せされているかもしれない。おかしな人が多いからね。(ネット上で)死の脅迫もたくさん受けている」と明かす一方、「感動して涙を流すこともあった。みんなと交流したり、花を送ってもらったりした。これは私の力になった」と語った。

中国のネットユーザーからは「日本人が焦っているようだ」「彼には中国人による支援が必要だ」「日本人は国家ぐるみのテロ集団」「たとえコピーでも加工されたものでさえなければ十分価値ある史料だ。日本の対中侵略の動かぬ証拠!」「なんとしても世界にこのような悲劇を伝えなければならない」といったコメントが書き込まれている。(翻訳・編集/北田



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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