Record China 2022年9月7日(水) 11時0分
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香港で初めてサル痘の感染者が確認されたことで、中国でも緊張が広がっている。
香港政府の衛生署は6日、香港で初のサル痘感染者が確認されたと発表した。患者は5日にフィリピンから香港国際空港経由で入境した。隔離中に皮疹などサル痘に関連する症状が現れたため検査したところ、感染が判明したという。
サル痘は東アジアでも広がりを見せており、韓国では今年6月21日に、日本では7月25日にそれぞれ初の感染者が確認されている。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「サル痘」が一時トレンド2位に浮上。中国のネットユーザーからは「サル痘、こっちに来ないで」「(香港につながる)深センから離れてくれ」「本当に怖いよ」「隔離政策を徹底して、本土の安全を確保してほしい」「香港との出入りを封鎖すべき」「サル痘まで入ってきたら、私たちは永遠に外出できなくなるでしょ」といった声が上がっている。
厚生労働省によると、サル痘はアフリカに生息するリスなどのげっ歯類をはじめ、サルやウサギなどウイルスを保有する動物との接触によりヒトに感染する。また、感染した人の体液や血液との接触(性的接触を含む)、患者との接近した対面での飛沫(ひまつ)の長時間の暴露、患者が使用した寝具などとの接触でも感染する。(翻訳・編集/北田)
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