Record China 2022年9月10日(土) 11時0分
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8日、台湾ETtodayは、米アップルが発表した「iPhone 14」シリーズについて、台湾での販売価格が高いことが現地のネット掲示板で議論を呼んだと報じた。写真は中国のアップルストア。
2022年9月8日、台湾ETtodayは、米アップルが発表した「iPhone 14」シリーズについて台湾のネット掲示板で各国・地域での価格比較が行われ、台湾での販売価格が最も高いことが議論を呼んだと報じた。
記事は、アップルが8日に発表した「iPhone 14」シリーズについて、最も廉価な無印版、「Plus」、「Pro」、そして最も高価な「Pro Max」の4モデルで構成されると紹介。発表後に最も注目されたのは価格だとし、台湾のネットユーザーがネット掲示板PTTで台湾、香港、日本、米国の4カ国・地域における各モデルの販売価格を台湾ドルベースで比較したことを伝えた。
比較データによれば、最も廉価な無印版の128GBモデルは米国が2万3970台湾ドル(約11万円)で最も安く、次いで日本の2万5637台湾ドル(11万9800円)、香港の2万6906台湾ドル(約12万5000円)、台湾の2万7900台湾ドル(約12万9000円)となっており、最も高価な「Pro Max」の1TBモデルでは米国が4万7970台湾ドル(約22万3000円)、日本が5万1317台湾ドル(23万9800円)、香港が5万3306台湾ドル(約24万7000円)、台湾が5万6400台湾ドル(約26万2000円)という結果に。全てのモデルにおいて価格の安い順が米国、日本、香港、台湾となっている。
記事は、台湾のネットユーザーから「ディープパープルの色があるのはいいなと思うけど、惜しむらくは値段が……」「それなら13を買うよ。2000台湾ドル(約9300円)も安いし」「台湾の半導体や部品は世界トップレベルだけど、まさか価格まで世界トップになるとは」「どれだけの人が買うのか」「日本から購入する方法はないものか」といった感想が聞かれたと紹介した。
また、「台湾ドルの下落が予想されていて、定価を決めちゃった後でその影響を価格に反映するのは難しいからね」と台湾ドルの下落を見越して高い価格設定にしたと考察するユーザーや、「米国ではほとんどの州で州税が課せられているから、それも考慮しなければ」「米国の価格は税込みにしたら台湾と変わらなくなる」との意見も見られたと伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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