会社がトイレの個室にカメラ設置「従業員の喫煙を監視するため」=中国ネット「変態」「明らかな盗撮」

Record China    2022年9月15日(木) 20時30分

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13日、紅星新聞は、福建省にある企業のトイレの個室に監視カメラが設置されたとの情報がネット上で流れ、物議を醸したことを報じた。資料写真。

2022年9月13日、中国メディアの紅星新聞は、福建省にある企業のトイレの個室に監視カメラが設置されたとの情報がネット上で流れ、物議を醸したことを報じた。

紅星新聞の微博アカウントによると、福建省にある中航リチウム電(厦門)科技有限公司のトイレの個室に監視カメラが取り付けられたとの情報が、画像とともにネット上に拡散した。これについて同社の関係者は13日、「従業員の喫煙を監視するために今年取り付けた」と説明した。

河南省の弁護士事務所の弁護士は「会社がトイレの非公共スペースにカメラを取り付ける行為は、安全面から考えても、管理面から考えても、著しく従業員のプライバシー権を侵犯している。従業員は会社に対してカメラの撤去を求めることができ、労働監察当局への告発も可能だ」と解説したという。

この件について、中国のネットユーザーは「こんなの、明らかな盗撮じゃないか」「変態だ。こんな会社は閉鎖せよ」「賠償金は請求できないのかな」「外国だったら巨額の賠償金を払う羽目になって倒産だよ」「タバコの監視なら煙探知器でいいだろうに。カメラを設置して何をするつもりだったのか」「(会社は)法律に関する常識が全くない」「ハイテク企業なら、煙を探知した時だけ撮影する機能を持つカメラでも開発してみろ」「そんなことするくらいならボスの部屋に監視カメラを取り付けて、愛人を連れ込んでないか監視せよ」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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