ワン・イーボーが「潔白」かどうかは事実認定に任せるべき―中国メディア

anomado    2022年9月14日(水) 12時30分

拡大

中国メディアの極目新聞は13日、中国の人気俳優ワン・イーボー(王一博)に買春のうわさが浮上したことに関する論評記事を掲載した。

中国メディアの極目新聞は13日、中国の人気俳優ワン・イーボー(王一博)に買春のうわさが浮上したことに関する論評記事を掲載した。

ワン・イーボーが所属する北京楽華園娯文化伝播有限公司(楽華娯楽集団。YHエンターテインメント・グループ)は13日に声明を発表。各種プラットフォームでワン・イーボーについて「性的な仕事の従事者」、「買春(をした)」、「養われている」などの情報が流れたことについて「事実ではなく、本人の名誉を著しく損害するもの」「(関係者とされる)李さんと本人は全く面識がない」などとし、法的措置を取る構えを見せた。

極目新聞の記事は「この声明が出るとネットユーザーの間で大きな話題になった」とし、あるユーザーは「前に声明を出した人はすでに(牢屋に)入っているぞ(俳優リー・イーフォン(李易峰)は買春を否定する声明を出していたが拘束された)」とする一方、別のユーザーは「ワン・イーボーに限ってあり得ない。永遠に彼を信じている」とのコメントを寄せたと紹介した。

その上で、「ここ数日、リー・イーフォンが買春をデマだと否定していたにもかかわらず摘発されたことはネット上のネタになっている。ネットユーザーたちは、これまで多くの芸能人が事件発覚後に力強く否定するも、その後、事実と発覚するというケースを見てきた。こうしたことから、(騒動となった芸能人が)デマだと否定することの効力が大きく低下している」と指摘。ワン・イーボーの声明についても「オオカミ少年」のような反応があったと伝えた。

記事は、「ワン・イーボーの潔白の証明にはもちろん声明だけでは不十分であり、最終的には事実によって明確にされなければならない」と指摘。「真相が明らかになるまではワン・イーボー側にはデマだと否定する権利があり、個人の名誉を守る権利がある」とした。

そして、「著名な俳優は公人として、その言動が社会各界から注目され、一挙手一投足が社会に影響を与える。もしやましいことをしなければ恐れることはないはずだ」とした上で、リー・イーフォンが買春を否定する声明で「透明で開かれた法制時代に、誰が違法から逃れることができるだろうか」と問い掛けたことに言及。「法は悪人を見逃したり、善人に濡れ衣を着せたりしないのである」と論じた。

記事は、「ワン・イーボーの件については事実の検証に任せ、法の公正を信じるべき。外部の人々は先入観やデマを捨て、見守っていれば良いのである。事実が明確な答えを与えてくれる」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携