500万円で死んだ愛犬のクローン作る、女性の行動に賛否―北京市

Record China    2022年9月16日(金) 15時0分

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14日、河南電視台の微博アカウント・都市報道は、北京市で亡くなった愛犬のクローン作成を依頼した女性が、クローンとの感動の「再会」を果たしたことを報じた。

2022年9月14日、河南電視台の微博アカウント・都市報道は、北京市で亡くなった愛犬のクローン作成を依頼した女性が、クローンとの感動の「再会」を果たしたことを報じた。

同アカウントは、北京市で25万元(約500万円)を支払って愛犬のクローン作成を依頼していた女性が、愛犬の死から1年が経過した今年8月9日、成長したクローンと対面してハグをしたと紹介。この女性が「愛犬が亡くなった時、心の底から離れたくないと思ったから、クローンを作るという選択をした」と語ったことを伝えている。

大金を支払って愛犬のクローンを作った女性に対し、中国のネットユーザーは「クローンができたとしても、愛犬と同じ記憶を持ってないのではないかと思うが」「まず、クローンにはかなりの確率で先天的な欠陥がある。そして、クローンは復活ではなく、どんなにそっくりであったとしても別の犬に過ぎない」「そっくりだと言っても、それは外面的な部分に過ぎないと思う」「いやまあ、まさに金持ちの世界って感じだわな」「誕生した時から別の犬の代替品として扱われるというのは不公平だと思う」「そもそもこれ、合法なのか?」「もし将来、記憶のコピーもできるようになったら、本当に永遠に一緒にいられるかもしれない」といった感想を残している。

総じてやや否定的なコメントが目立つ中で「これは愛の一つの形。値段だけ見てああだこうだ言う人は本質が理解できていない。飼い主の気持ちを尊重してあげるべき」「たとえ本物とクローンは別の犬だとしても、飼い主の心に寄り添ってくれる存在であることには変わりない。いいことだと思う。もっともお金が必要だけれど」など、理解を示すユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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