Record China 2022年9月21日(水) 9時0分
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19日にタイのバンコクで始まったファーウェイ・コネクト2022では、同社クラウド事業部の張平安CEOらが、クラウド事業への注力を強調した。
19日にタイのバンコクで始まった華為全聯接大会(ファーウェイ・コネクト2022)では、クラウドの活用も強調された。同大会の会期は21日まで。
同大会でファーウェイ・クラウド事業部(以下、ファーウェイ・クラウド)の張平安CEOは、インドネシアとアイルランドで近日中にサービスを開始すると発表した。ファーウェイ・クラウドは2022年末までに、世界29のリージョンと75のアベイラビリティ・ゾーン(利用可能ゾーン)で事業を展開し、170以上の国や地域をカバーする予定だ。また、ファーウェイ・クラウドはパートナーと共同で「ゴークラウド・ゴーグローバル」(クラウドで、グローバルへ)と名づけたクラウド利用の環境を向上させる計画を推進する。「全てのサービスを集約」することにより、「共に享受し、共に築き、共に勝利する」全世界のデジタル産業の環境を構築するという。
ファーウェイ・クラウドの石冀琳マーケテイング販売サービス総裁は、「ファーウェイ・クラウドCCEターボ」、クラウドの利点を徹底活用することを狙った「分散型クラウドネイティブUCS」、AI開発の新たなモデルである「盤古海浪(パングー・ウェイブ)」など、クラウド事業における「画期的」な15種以上のサービスの全世界向けリリースを発表した。
ファーウェイ・クラウドはまた、「世界のどこからでも50ミリ秒内でアクセス」を可能にする単一のグローバル・ネットワークの構築を取り組んでいる。企業は自社でデータセンターを設ける必要がなくなるという。
また、世界各地における事業展開では「地元による、現地のための」という方針を堅持しており、今後3年間で、全世界おける潜在能力が高いと考えられるスタートアップ企業の少なくとも1万社を、コスト最適化、技術支援、創業訓練、商業資源などについて多面的な支援をしていく。現状で、アジア太平洋地域では120社以上が、ファーウェイ・クラウドのスタートアップ企業プログラムに参加している。
ファーウェイ・クラウドは今後、「サービスとしてのインフラストラクチャー」、「サービスとしてのテクノロジー」、「サービスとしての専門知識」を通じて産業のグレードアップを支援し、「あらゆるものがサービスとなる」との理念のもとでデジタルの力を解き放ち、「インテリジェントな世界のためのクラウド基盤」を構築していく考えだ。(翻訳・編集/如月隼人)
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