2014年6月23日、中国で開催された犬肉を食べる「狗肉節」について、アニタ・ユン（袁詠儀）ら香港の愛犬家タレントも政府の取り締まりを求めている。星島日報が伝えた。

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広西チワン族自治区玉林市で毎年夏至に行われる狗肉節（ライチ犬肉祭り）。暑い夏を乗り切るには犬肉とライチがいいとされ、1995年から現在の名称で毎年開催。現地では貴重な観光資源となっているが、「あまりに残酷すぎる」として、毎年の開催時には動物愛護団体が猛抗議している。

香港の女優アニタ・ユンの愛犬は、ちょうどこの祭りの時期に1歳の誕生日を迎えた。中国版ツイッターでは、「愛犬の誕生日に願うこと。二度とこんな祭りが開催されないように」とつぶやき。多くのネットユーザーから高い支持を受けているが、中には批判の声も。これに対してアニタは、「なぜこんな文明的でない行動をするのか分からない。犬は人間の友達で、気持ちをよく分かってくれる」と語っている。

愛犬家として知られる人気ユニットTwinsのシャーリーン・チョイ（蔡卓妍）は、「犬を食肉用に売買するなんてあり得ない。法律で取り締まることを望む。いまわしい風習はすぐに消えてほしい」とコメント。人気女優のバーニス・リウ（廖碧兒）も、「ニュースであの残酷な画面を見ていられない。あの中で笑っている人がいるのが信じられない」と怒りを交えて語っている。（翻訳・編集/Mathilda）