韓国で日本行き航空券の価格が爆上がり=韓国ネット「なぜわざわざ日本に?」「理解できない」

Record Korea    2022年9月27日(火) 21時0分

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27日、韓国・ニュース1は「日本行きの航空券の価格がすさまじい勢いで高騰している」と伝えた。写真は仁川国際空港。

2022年9月27日、韓国・ニュース1は「日本行きの航空券の価格がすさまじい勢いで高騰している」と伝えた。

記事によると、ソウル在住の30代男性は7月末、日本で海外からの入国者に対する規制緩和の兆しがみられたため、10月中旬に出発する東京行きの往復航空券を購入した。男性が7月30日に「トリップドットコム」から予約した仁川~成田の往復航空券の価格は35万2900ウォン(約3万5695円)だった。それが今月23日に同じ航空便を検索すると62万4100ウォンにまで高騰していたという。

また、27日に「ネイバー航空券」で、日本が短期滞在のビザを免除する10月11日に出発する3泊4日の東京行き往復航空券の価格を検索したところ、仁川~成田は63万5336ウォン、金浦~羽田は197万5800ウォンからとなっている。行きは午前出発、帰りは午後出発で検索すると価格はさらに高くなるという。

日本行き航空券が高騰したのは、22日(現地時間)に米ニューヨークで岸田首相が「来月11日からビザ免罪措置を施行する」と発表したため。これをきっかけに日本旅行の需要が急増し始めた。ただ、日韓間の航空路線は現在回復段階にあるため、供給が追いついていない状況だという。

チケット販売サイト「インターパーク」の23日の日本航空券予約率は前日の22日より566%増加した。ある旅行会社関係者は「19年のノージャパン(日本製品不買運動)以降に抑制されていた消費が、爆発的な旅行需要となった」とし、「複数の格安航空会社(LCC)が急いで路線の再運航を進めているため、年末すぎに航空券の価格は安定するとみられる」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「外国はたくさんあるのになぜわざわざ日本を選ぶのか」「これだから韓国人は熱しやすく冷めやすいとばかにされる」「わずか3年前は日本に行く韓国人はほぼいなくて、ほとんどが中国人だったのに。当時ノージャパンを叫んでいたけど今は日本行きを準備している、なんて調子のいい人はまさかいないよね?」「そんなに日本に行きたくて仕方ないのに、これまでよくノージャパンに耐えられたな」「20~30代の一部は過去の歴史に対する問題意識が低い」「そんなに高いお金を払ってまでなぜ行くのか。理解できない」など、不満げな声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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