Record China 2022年9月27日(火) 22時0分
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中国メディアの観察者網は27日、大阪府泉南市議会の添田詩織市議の発言をめぐる問題を批判的に伝えた。
中国メディアの観察者網は27日、「中国人を雇うのはとても怖いと発言、日本の議員が謝罪を拒否した上、裁判所に訴えるも却下される」と題する記事を掲載し、大阪府泉南市議会の添田詩織市議の発言をめぐる問題を批判的に伝えた。
報道によると、添田氏は今年7月に行われた定例会の一般質問で、同市が受け入れる国際交流員(CIR)をめぐり「市民目線でいえば、半分公務員のような職業に中国籍の方が就くのは大丈夫か、あり得ない、怖いという声をもらっている」と発言した。
この内容が差別的だとして議会が謝罪を求める決議を行ったものの、添田氏はこの要求に応じず。決議は懲罰を規定する法令に反しており違法だと主張した上で、決議が掲載された議会広報誌の配布が自身の名誉棄損になるとして差し止めを求めたが、大阪地裁はこのほど「人格を貶めるものではない」として却下した。
観察者網の記事は、添田氏の発言について「議会で公然と中国人を差別する発言をし、(周囲から)怒りが噴出した」などとして経緯を詳報した。その上で、「添田氏の個人のサイトによると、彼女は無所属の33歳で関西大学を卒業し、豪州やメキシコに留学するなど、20カ国以上を旅してきた」と紹介、「靖国神社青年部の関西支部の理事でもある」と指摘した。
そして、「添田氏は極右的な政治傾向が顕著で、SNS上で大量の反中発言をし、民衆の対立感情を扇動していた」と批判したほか、「沖縄県知事選では玉城デニー知事を『沖縄を中国の属国にしたいデニー候補』などと露骨に攻撃し、市民団体から公選法違反で告発されていた」と伝えた。
同記事はまた、大阪地裁の判決について添田氏がツイッターで裁判長に対して「アホなんかなこの人。アホとしか思えんよね」とつづったことについても取り上げ、「彼女は裁判長にまで暴言を吐いた」と伝えている。(翻訳・編集/北田)
決定理由で井上直哉裁判長は、広報誌への掲載や配布は公益を図る目的で「市議を人格的におとしめるものではない」と指摘。添田氏が決議内容を自身のSNS(交流サイト)で公開しており、配布により著しい不利益は生じないとした。アホなんかなこの人。アホとしか思えんよね。— 添田詩織???????? (@soedashiori) September 26, 2022
決定理由で井上直哉裁判長は、広報誌への掲載や配布は公益を図る目的で「市議を人格的におとしめるものではない」と指摘。添田氏が決議内容を自身のSNS(交流サイト)で公開しており、配布により著しい不利益は生じないとした。アホなんかなこの人。アホとしか思えんよね。
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