Record China 2022年9月29日(木) 0時0分
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インドで女性が夫の遺体を17カ月もの間、自宅に置いていたことが分かった。
インドで女性が夫の遺体をおよそ17カ月もの間、自宅に置いていたことが分かった。
中国メディアの頭条新聞が米紙ニューヨーク・タイムズの報道を引用して伝えたところによると、インドのウッタル・プラデーシュ州カンプール市の病院で昨年4月22日、新型コロナウイルスに感染していた35歳のヴィムレシュ(Vimlesh)さんが医師から死亡と診断された。
ところが、生命反応を感じた妻が夫は「昏睡状態」だと信じ込み、遺体を自宅に持ち帰った。毎日消毒剤などで体を拭き、オイルを塗っていた。部屋は24時間エアコンを付け、酸素ボンベを用意していたほか、「昏睡状態」からの回復を期待して聖水を遺体に振りかけたりもしていたという。
その後、あまりに長い療養を不思議に思った同僚が地元当局に連絡して事態が判明。今月23日に地元当局が遺体を回収するまで、家族はヴィムレシュさんが生きていると信じていたという。ヴィムレシュさんの遺体は同日夜に家族らの前で火葬されたそうだ。
なお、妻や家族は昏睡状態だと信じ込んでいたことから、刑事責任は追及されないという。
この話題は中国でも注目を集め、ネットユーザーからは「真の愛だ」「毎日面倒見てたって。本当に愛していたんだね」「24時間エアコンをつけっぱなしって、かなりの金持ちだな」といった声のほか、「1年半置いておいても腐らなかったのか?どんな聖水だよ」「ミイラになってるんじゃないの?」「エアコンのおかげ(で腐らなかった)?ブランドはどこ?」などと驚く声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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