日本人?韓国人?すみません、私は中国人です―中国メディア

Record China    2014年6月25日(水) 5時40分

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24日、新華毎日電訊はサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会を取材する中国人特派員のコラム記事「日本人?韓国人?すみません、私は中国人です」を掲載した。写真はブラジルW杯の会場。

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2014年6月24日、新華毎日電訊はサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会を取材する中国人特派員のコラム記事「日本人?韓国人?すみません、私は中国人です」を掲載した。

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仕事を終えてホテルに戻ると、隣室の客から「日本が先制したぞ」と声をかけられた。私は苦笑しながら「すみません、私は中国人です」と答えて部屋に入った。レストランで食事をしていると、ウエイターが首から下げた記者証を見て「W杯の取材に来たんですね。日本人でしょう」と言われる。違うというと「じゃあ韓国人ですか」。「いえ、中国人です」と言うと、従業員はバツが悪そうな顔。会計の時に「さっきはすみませんでした。私はよく中国のことを知らないんです」と謝られた。

W杯でブラジル各地を飛び回っているが、あちこちで日本語の「ありがとう」を聞く。ブラジルには日系人がたくさんおり、日本代表の試合を見に日本人も多く来ている。多くの人が私を日本人か韓国人と間違え、中国人だと言うと「でも中国代表は参加していないでしょう?あなたたちも取材するの?」と聞かれる。私は「中国にはサッカーファンがたくさんいて、W杯への関心も高いのです」と説明する。

私はここで「民族の誇り」を感じることがまったくない。いつになったら私たちは、W杯での中国代表の活躍を見られるのだろう?なにもブラジルほど強くなれとは言わない。日韓のようにW杯の常連になってくれ。隣人たちに嫉妬するのをやめさせてほしいのだ。(翻訳・編集/AA)

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