Record China 2022年10月4日(火) 8時0分
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サッカーの中国スーパーリーグ(1部)・武漢三鎮足球倶楽部に所属する謝鵬飛が、日本代表監督などを務めた岡田武史氏に感謝を示した。
サッカーの中国スーパーリーグ(1部)・武漢三鎮足球倶楽部に所属する謝鵬飛(シエ・ポンフェイ)が、日本代表監督などを務めた岡田武史氏に感謝を示した。中国のスポーツメディア・新浪体育が3日付で伝えた。
謝は10月4日のリーグ戦で、古巣の浙江職業足球倶楽部と対戦する。1993年6月生まれ、29歳の左利きMFである謝は、2006年に浙江の前身である杭州緑城足球倶楽部のユースチームに入団。そして、12年に当時まだ10代だった謝をトップチームに呼んだのが、岡田氏だった。
岡田氏は12年に杭州緑城の監督に就任し大きな話題になった。記事は「岡田氏は謝の才能と大局を見る力を非常に気に入っていた」と評した。謝は初めてスタメンに名を連ねた時のことについて、「聞いた時はドキドキしました。若い選手にとってプロは夢の舞台ですから」と語った。
謝の初出場は34分で途中交代という苦いものになった。「試合に適応できなかった。トップリーグはそれまでの試合と違った」。しかし謝はこの経験を糧に徐々に頭角を現していく。そして、16年に江蘇蘇寧足球倶楽部に4年契約で移籍。その後、滄州雄獅足球倶楽部を経て、今年から武漢三鎮に加入した。
謝は自身が育った浙江に特別な感情を抱いている。「杭州はここ数年で大きく変わり、クラブがあった場所もだいぶ変わりました。でも、チームへの思いは変わりません。私をトップチームに呼んでくれた岡田武史監督、それから私を指導してくれたその他の監督たち、クラブのオーナーやスタッフたちに感謝しています。ここは私の学び舎、ここでプロとしての大事な一歩を踏み出したのです」とコメントした。
17年に2部に転落した浙江は、今シーズンからスーパーリーグに復帰した。謝は古巣・浙江の昇格が決まった瞬間に「やった!」と叫んだといい、「(昇格が決まるプレーオフの)試合終了のホイッスルを待っていた時は緊張しましたね。私は緑城(浙江)を離れましたが、チームには愛着があります。再びスーパーリーグに戻ってくるのがとてもうれしいです」と語った。
岡田氏には、同じくかつて杭州緑城に所属したFW高迪(ガオ・ディー)も今年5月のインタビューで感謝の言葉を口にしている。(翻訳・編集/北田)
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