Record Korea 2022年10月7日(金) 20時0分
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スピードスケート・ショートトラックの韓国人審判員チェ・ヨング氏が、国際スケート連盟(ISU)から1年間の資格停止処分を受けた。
スピードスケート・ショートトラックの韓国人審判員チェ・ヨング氏が、国際スケート連盟(ISU)から1年間の資格停止処分を受けた。中国のポータルサイト・捜狐に掲載された記事が6日付で伝えた。
チェ氏は今年2月の北京冬季五輪のショートトラック男子1000メートル準決勝で韓国のファン・デホンが中国選手と接触して失格となった判定について、公の場で「失格にすべきではなかった」との考えを繰り返し表明。ISUはこれを倫理義務違反であるとして、今年9月28日から1年間の審判資格停止処分を下した。4月には資格はく奪とも報じられていたが、このほど処分が確定した。
捜狐の記事は今回の処分について、「(チェ氏は)将来的にショートトラック審判員の重要ポストに昇格する可能性が限りなくゼロに近くなり、ISUでの韓国人審判員の重要性も落ちた」と評した。
一方、韓国・聯合ニュースは「偏った判定に公然と抗議した結果、重罰を科された」とチェ氏を擁護する形で報じた。チェ氏は今回の処分について「すでに予想していたこと。後輩たちのために国際審判員からは退くことにした」とした上で、「今後はISU技術委員に挑戦する。理不尽なことを正すために頑張る」と述べたという。
捜狐の記事は、チェ氏の主張について「韓国のネットユーザーからは支持を得ていたが、最終的にISUの処分を受けることになった」とした上で、「韓国の審判員は他国の審判員とは異なる。彼はいかにして自国の選手の優勝を助けるかを常に考えていた。もし中国スーパーリーグの審判が試合後に特定のチームを支持するような声を上げた場合、1年どころではなく永遠に試合を裁くことができなくなる可能性もある」と皮肉った。(翻訳・編集/北田)
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