中国の女優ティファニー・タン（唐嫣）が雑誌のインタビューで、すでに長く仕事をセーブしている理由について、子どもの成長をすぐそばで見守るためと語っている。

ティファニー・タンは2018年10月、過去に共演の多い俳優ルオ・ジン（羅晋）と結婚し、20年に第1子の長女を出産。結婚後、19年9月までは時代劇ドラマ「燕雲台-The Legend of Empress-」の撮影を行い、続いて20年から今年1月にかけてウォン・カーウァイ（王家衛）監督が手掛けるドラマ「繁花」の撮影が報じられていたが、出産後は仕事をセーブしており、マネジメント側が毎月公開しているスケジュールを見ると、先月は中国の3都市でのイベント出演のみとなっている。

このほど雑誌のインタビューで、家庭中心の現在の生活について聞かれ、「仕事を始めると子どもとの時間は少なくなってしまう。子どもは休むことなく日々成長するので、それに参加できるところは参加したい」と語り、子どもの成長を余すところなく見守るための決断であることを語っている。

また、これまで理由を語ってこなかったことについて、自身のファンや仕事に関わる人たちの中で、分かってくれる人はきちんと理解しているので、特に必要だと思わなかったからだとコメント。今後も現在の生活の内容について詳細に語るつもりはないという。仕事を長く休んでいることに関しては、「世間には暇人と思われがちだけれど、実際は毎日とても忙しい」と子育て中心の暮らしについて話している。

ティファニー・タンのコメントについてファンからは、「幼い時に親が仕事を犠牲にしてまで愛してくれた事実は、子どもにとって大きな宝になる」「こんなに愛されて育つ子は幸せだし、決断できるママも偉大」「今の経験が今後、女優として深みを持たせてくれると期待したい」などといったエールが集まっている。（Mathilda）