イプシロンロケット打ち上げ失敗=中国でトレンド入り

Record China    2022年10月12日(水) 16時0分

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日本のイプシロンロケットの打ち上げが失敗したことが、中国でも注目を集めている。画像はJAXA twitter(@JAXA_jp)より。

日本のイプシロンロケットの打ち上げが失敗したことが、中国でも注目を集めている。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日午前9時50分に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所で行われたイプシロンロケット6号機の打ち上げが「失敗した」と発表した。ロケットに異常が発生し、安全な飛行ができないと判断されたため、機体破壊信号が送られたという。

中国メディアの海外網は、日本の報道を基にこれを伝えた上で、「このロケットには日本企業が開発した民間の衛星や、大学の実験用衛星など、8基の衛星が搭載されていた」と説明。「打ち上げの中継映像は中止され、(JAXAの)公式YouTubeチャンネルの動画もすぐさま削除された」と伝えた。

また、「イプシロンの打ち上げ失敗は初めて。日本の主力ロケットの打ち上げ失敗は2003年のH2Aロケット6号機以来だ」とも報じた。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「日本の固体燃料ロケット発射失敗」がトレンド入り。ネットユーザーからは「これは恥ずかしいね」「日本はロケットでも不正を始めたのか」「匠(たくみ)の精神もこの程度」など皮肉めいたコメントが多数寄せられたが、一部には「失敗は成功の母。頑張れ」との声も見られた。

また、「これはミサイルではないのか」「固体燃料?弾道ミサイルを造ろうとしているのだろう」「警戒せよ!ロケットと弾道ミサイルは紙一重だ」など、警戒感を示すコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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