韓国の未成年者連続性的暴行犯、出所前日に余罪発覚で再拘束=ネットには安堵の声

Record Korea    2022年10月18日(火) 23時0分

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17日、韓国・ファイナンシャルニュースは「未成年者に対する連続性暴行の罪で服役中の男が、出所を翌日に控え余罪が発覚し再度、拘束された」と伝えた。写真は韓国のパトカー。

2022年10月17日、韓国・ファイナンシャルニュースは「未成年者に対する連続性暴行の罪で服役中の男が、出所を翌日に控え余罪が発覚し再度、拘束された」と伝えた。

記事によると、現在、安養(アニャン)刑務所に服役中のキム・グンシク(54)に対し、裁判所は16日、新たな「性暴力犯罪の処罰等に関する特例法(性暴力処罰法)違反」の罪で拘束令状を発付した。

新たに判明した余罪は、06年に当時13歳未満だった被害者に対する強制わいせつ。被害者はメディアを通じてキムの犯罪と顔を知り、20年12月、自分も被害者だったと届け出た。これを受けて検察と警察が2年間にわたり捜査を続けてきたという。06年当時、未成年者強制わいせつの公訴時効は7年だったが、11年の性暴力処罰法改正により被害者が13歳未満の場合は時効が廃止になったため、16年前の事件ながら今回、キムの再拘束に至ったという。未成年者強制わいせつは最大で15年の懲役で、キムが有罪になれば37年に満69歳で出所することになるという。

キムは2000年にソウル市内で未成年者に性的暴行を加えた罪で懲役5年6月を宣告された。06年に出所して、わずか16日後に新たな犯罪を行い、5~8月に仁川(インチョン)市西区、桂陽(ケヤン)区、京畿(キョンギ)道高陽(コヤン)市・始興(シフン)市・坡州(パジュ)市で9~17歳の未成年者11人に性的暴行を加えた。

今回の出所後は、議政府市の韓国法務保護福祉公団に収容される予定だったが、地元住民と議政府市が強く反発。キム・ドングン市長が17日午前0時から施設付近の道路を封鎖する緊急行政命令を出しており、収容撤回を求める集会も開いていた。キム市長は、キムの再拘束を知り「胸をなで下ろしている。市民の力と決起が成し遂げたものだ」とコメントしているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「なんというグッドニュース」「もうすぐ出所だとわくわくしていただろうに、また15年入ることになるとは、最悪の気分だろうね。いい気味だ」「終身刑にしてほしい」「死刑を復活させるか、一生閉じ込めておいてくれ」「税金を無駄遣いせず、死刑にすべきだ」「こんな人間が出てきたら犯罪が増えるだけだ。社会から一生、隔離してほしい」「未成年者に対する犯罪は最低でも懲役20年にすべき」「そもそも時効なんて全て撤廃でいい」など、怒りや安堵(あんど)の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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