EVの充電が10分でできる新技術誕生―中国メディア

Record China    2022年10月18日(火) 22時0分

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17日、環球網は、10分間で充電が完了する新たな電気自動車(EV)バッテリー充電技術が誕生したと海外メディアが報じたことを紹介する記事を掲載した。

2022年10月17日、中国メディア・環球網は、10分間で充電が完了する新たな電気自動車(EV)バッテリー充電技術が誕生したと海外メディアが報じたことを紹介する記事を掲載した。

記事は、EVのバッテリー充電時間を10分に短縮する新たな技術が開発され、学術誌「ネイチャー」で発表されたと紹介。新技術ではバッテリーに非常に薄いニッケル箔を添加することでバッテリーの温度と反応性を調節可能とし、あらゆるタイプのEVバッテリーでも10分間の急速充電がほぼ可能であると伝えた。

そして、米国最大の自動車市場であるカリフォルニア州では今年8月、ガソリンエンジン車の発売を規制し、最終的には禁止する計画が示され、35年までに内燃機関が淘汰される見込みとの予測も出ていると紹介するとともに、研究者が「新車販売をバッテリーで駆動するEVへとシフトしていくためには、充電速度の遅さ、容積の大きさというバッテリーが抱える二つの問題を克服する必要がある」との見方を示したとしている。

その上で、新しい技術は大多数のエネルギー集約型バッテリーに採用可能で、航続可能距離を減らすことなくEVに搭載するバッテリーの容量を150キロワット時から50キロワット時まで縮小できると説明。車載バッテリーが小型化し、なおかつ充電速度が向上することで、バッテリー製造コストとともにコバルト、黒鉛、リチウムなどの重要材料の使用量も低減させることができると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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