韓国、日本旅行復活に続き日本産ビールの売上も103%増加=ネット「日本は変わってないのに」

Record Korea    2022年10月19日(水) 12時0分

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17日、韓国メディア・毎日経済は「ノービザ観光の再開と円安の影響で日本旅行の需要が急増している中、日本からのビール輸入量も増加していることが分かった」と伝えた。写真は韓国で売られている日本のビール。

2022年10月17日、韓国メディア・毎日経済は「ノージャパン(日本製品不買運動)は終わったのか、2年前より103%増加」と題する記事で「ノービザ(査証免除)観光の再開と円安の影響で日本旅行の需要が急増している中、日本からのビール輸入量も増加していることが分かった」と伝えた。

韓国関税庁の統計によると、今年の日本産ビール輸入量は1万3198トンを記録した。20年比で103.4%、21年比では70.2%増加した。今年の輸入額も1027万3000ドル(約15億円)で、20年に比べると81.2%増加した。

日本製品不買運動が始まった19年と比較すると今年のビール輸入量は27.9%ほどにとどまり、いまだ3分の1にも満たないが、輸入量と輸入額は毎年顕著に増えているという。また同じ期間、清酒など発酵酒とウイスキーなど蒸留酒の輸入量もそれぞれ64.1%と9.5%増加したという。こうした状況について、酒類業界では「日本製品不買運動に対する消費者の関心が薄れたため」とみている。特に缶ビールが最も活発に販売されているコンビニエンスストアには「日本産ビールが続々と入ってきている雰囲気」だと記事は伝えている。

ある業界関係者は「20~30代の消費者の間では、以前から日本産ビールの需要は少なく、目に見えた変化はない。しかし、昨年末から主要な商圏で清酒の発注量を増やす事業場が増えている雰囲気だ」と話している。日本産ビールの売り上げを引き上げているのは40代以上の男性だといい、「中高年の間では日本のビールがおいしいという認識があり、最近になって、また買い求めるようになった雰囲気」だという。

業界によると、家飲み文化が広まったことでワインやウイスキーなどの需要が伸び、輸入ビール市場は全般的に減少の傾向にある。そうした中でも「日本産ビールの輸入量は急速に回復しているよう」だという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「だから『鍋根性(熱しやすく冷めやすい)』と日本からばかにされるんだよ」「反日精神の足りないあきれた人が多い」「40代は若者に反日をあおっておいて、自分たちは日本のビールを飲んでるのか」「まだ日本は変わっていないのに、なぜ韓国から先に全てを解除してやるのか。もう一度反日運動でもすべきでは?」など、「ノージャパン」を主張するコメントが多数寄せられている。

一方で、「うん、ノージャパンは終わったよ」「ノージャパンなんて、親中、従北の産物だ。もう国民はそんなことに振り回されない。親日、ノーチャイナで行こう」「ノージャパンなんて恥ずかしい。もっと世界を広い目で見ないと」「日本のビールは本当においしい。自分は箱買いしてるよ」「ノージャパンは文在寅(ムン・ジェイン)前大統領支持者と左派が国民を北朝鮮、中国に依存させようと組織的に扇動した対国民詐欺劇だ」「この世に永遠はない」などの声も多く上がっている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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