韓国人を暴行したバイデン氏ボディーガードの起訴中止=韓国ネット民「自国民を守れ」「ここは植民地か」

Record Korea    2022年10月21日(金) 17時0分

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今年5月、バイデン米大統領のボディーガードを務める予定だった米国人の男が、ソウル市内のホテルで韓国人男性に暴行を加えた事件について、韓国の検察が男性の起訴を中止した。

今年5月、バイデン米大統領のボディーガードを務める予定だった米国人の男が、ソウル市内のホテルで韓国人男性に暴行を加えた事件について、韓国の検察が男性の起訴を中止した。中国メディアの環球網が伝えた。

報道によると、ソウル西部地方検察庁が9月中旬に男への起訴中止を正式決定していたことが20日に明らかとなった。同地検は、「男が処罰を逃れるために米国に帰国したと判断した。被害者も処罰を望んでいることから、起訴中止を決定した」と説明した。起訴中止は、加害者の逃走や所在不明などにより捜査を一時中断することで、男が米国にいる間は公訴時効も中断される。

今年5月19日、男はバイデン氏が滞在する予定のホテルで、タクシー利用をめぐって30代の韓国人と口論になり、首元を押すなどの暴行を加えたとして、龍山警察署に逮捕された。当時、男は酒に酔っていたという。警察は同月31日に暴行が確認されたとして、検察に送致した。

記事は、韓国のネットユーザーから「米国人が韓国人を殴ったり、性的暴行を加えたり、車で引いたりしているが、その悪行がきちんと罰せられたことがあるか?」「政府は自国民を守るべきだ」「大統領は何も言えない。せいぜい遺憾を表明するくらい」「われわれは植民地にいるのか?」といった怒りの声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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