論文盗用の有名大学教授2人の氏名公表!他の13人には警告―中国

Record China    2007年6月21日(木) 17時1分

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2007年6月20日、武漢大学教授と中国民航大学教授の2人が、他人の論文を盗用したとして正式に批判を受けた。2人は今後3年間自然科学基金申請資格を剥奪される。(写真は武漢大学)

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2007年6月20日、中国の国家自然科学基金委員会監督委員会(略称;監督委員会)は、武漢大学のアイ・ヨン(アイ勇)教授と中国民航大学の張連順教授の2人に対し、他人の論文を盗用したとして正式に批判。今後3年間2人の自然科学基金申請資格を剥奪すると発表した。張連順教授については、さらに専門誌「物理快報」の中で謝罪声明を出すよう要求している。

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アイ教授は当人の名前で出した学術論文が、すべて他人の論文を用いたものであると判明。張教授は自然科学基金が認めていない研究項目に対し「自然科学基金奨励研究項目」と勝手に名づけ、なおかつ他人の研究結果を盗用して論文を作成していた。***

監督委員会は、2人の行為を「国家自然科学基金の名誉を汚すもの」で、他人の権利を侵害し、道徳に反するとして非難している。

監督委員会はこの2人以外に13件の盗用剽窃行為があったと発表しているが、その詳しい情報は公開されず、あくまでも警告として発表したまでだという。(翻訳・編集/本郷智子)

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