日本による台湾の科学調査船への妨害、中国外交部が交渉申し入れ

CRI online    2022年10月27日(木) 12時20分

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中国外交部の汪文斌報道官は26日、「台湾地区を含む中国側船舶の同海域での科学調査活動を日本が妨害しないよう、日本側に交渉を申し入れた」と明らかにしました。

台湾の科学調査船が台湾島以東の海域で作業した際に日本の妨害を受けたことを受けて、中国外交部の汪文斌報道官は26日、「台湾地区を含む中国側船舶の同海域での科学調査活動を日本が妨害しないよう、日本側に交渉を申し入れた」と明らかにしました。

メディアの報道によりますと、台湾大学の科学調査船「新海研1号」が台湾島以東の海域で作業していた際に日本の海上保安庁の巡視船から、「日本側の同意がなければ、日本の排他的経済水域内で科学調査を行ってはならない」として、スピーカーを使った警告や妨害を受けたということです。

これに関する記者からの質問に対して、汪報道官は「関連する事件が発生した海域は台湾島からわずか60海里余りしか離れていない。台湾地区を含む中国の科学研究機関は、当該海域で科学調査活動を展開する権利があり、外国がこれに干渉すべきではない」と述べました。

汪報道官はまた、「中日は台湾島以東の海域でまだ境界を画定しておらず、中国側は日本側が主張する『日本の排他的経済水域』という表現も、いわゆる『管轄権の行使』という行為も受け入れない」と指摘しました。(提供/CRI

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