日本でのK-ファッション人気に韓国ネット「隔世の感」、日韓関係改善を歓迎

Record Korea    2022年10月30日(日) 20時0分

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28日、韓国メディア・韓国経済は「日本の若者の間で韓国製品人気が高まり、ネット通販の『K-ファッション』の売り上げも急増している」と伝えた。資料写真。

2022年10月28日、韓国メディア・韓国経済は「日本の若者の間で韓国製品人気が高まり、ネット通販の『K-ファッション』の売り上げも急増している」と伝えた。

インターネットショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan(イーベイジャパン)によると、同モールのファッション専門サイト「MOVE(ムーブ)」で販売している韓国ブランド「VARZAR」の先月の

売上高は、「MOVE」が開設された今年4月に比べ520%増加した。9月に実施されたQoo10の大規模割引イベント「メガ割」の際は、主要商品の単品売り上げだけで3億ウォン(約3100万円)以上を記録したという。

「Mardi Mercredi(マルディメクルディ)」は、オンラインファッションストア「MUSINSA」と協力して日本に進出。6カ月で日本国内売上高1億円を達成したという。「NERDY(ノルディ)」は日本公式サイトを開設したのち、東京や大阪などに4つの店舗を構えた。ジャニーズ事務所に所属するアイドルなど人気芸能人が同ブランドの製品を着用したことで、若者の間に人気が広まったという。今年上半期の日本での売上高は、前年同期比30%増加しており、今年は売上高100億ウォンを目標としているという。

記事は「こうしたK-ファッション人気は、K-コンテンツの影響で日本人が韓国のファッションを参考にしているため」だと分析している。楽天のフリマアプリ「楽天ラクマ」ユーザー3903人を対象に「ファッションを参考にしている国」を尋ねるアンケートを実施したところ、10~50代の女性が1位に韓国を挙げたという。特に10代が75.0%、20代が59.0%と、若者からの支持が圧倒的だとしている。

日本が韓国から衣類を輸入する金額も増えている。大韓貿易投資新興公社(KOTRA)によると、20年の9370万円から昨年は37.6%増加し、1億2891万円と集計されたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「政治家たちが日本と韓国を仲たがいさせなければ、両国民の間には何の問題もないのにね」「日本人を憎んだことはないし、憎む必要もない。日本の帝国主義と極右勢力が嫌いなだけだ」「北東アジアで自由民主主義、法治主義、市場経済、人権尊重など重要な価値を共有しているのは韓国と日本だけだ」「反日感情をあおっていた人たちがいなくなったから、韓日関係が良くなってきているね」「若い人たちには過去を忘れて、相互協力していい関係を維持していってほしい。子ども世代にいいものだけを残していけば、未来は明るくなる」「どこの国も、問題は年寄りだ。若い人たちには偏見がほとんどない」「関係が良くなってうれしいよ」など、日韓関係の改善を喜ぶ声が多数寄せられている。

その他、「かつては韓国のほうが日本のファッションをまねていたのに」「今は日本人が韓国人のファッションを参考にしてるのか。隔世の感がある」「韓国では日本風のファッションが人気なのに、入れ代わってるんだね」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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