ソウル梨泰院の雑踏事故、最初に到着した救急隊員はコスプレだと思われる?

Record China    2022年11月1日(火) 14時0分

拡大

中国メディアの斉魯晩報は10月31日、韓国梨泰院で発生した雑踏事故について、現地の中国人留学生から「救急車や救急隊員をコスプレだと思っている人が大勢いた」との証言が出ていると報じた。

中国メディアの斉魯晩報は10月31日、韓国・ソウルの繫華街・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故について、現地の中国人留学生から「救急車や救急隊員をコスプレだと思っている人が大勢いた」との証言が出ていると報じた。

29日に梨泰院で発生した雑踏事故では、これまでに日本人2人を含む155人の死亡が確認された。現場は身動きできないほどの混雑で、何らかのきっかけで人々が折り重なるように倒れたことで多くの人が圧死したとみられている。

記事によると、ソウルの東国大学に留学している男性は「午後10時10分ごろに最初の救急車が到着したが、人が多くて(救急車の)速度が遅かった。ハロウィーンだったこともあって、当時多くの人が救急車や救急隊員がコスプレだと思っていた」とし、「実際に人が搬送されているのを見て、ようやく状況に気付いたようだった」と語った。

中国のネットユーザーからは「エイプリルフールに異性に告白するようなもの(うそだと思い込んでいた)だったのか」「だから一部の特殊な職業のコスプレは禁止にすべき」「制服なんてむやみに着るもんじゃない。遊ぶのも節度が必要」「救急車をコスプレだと思うって…」「現実を見失っていたんだな」といった声が上がった。

また、「遺体を担架で運ぶそばで、人々が踊り狂う。まさに地獄のような光景」「こんなイベントやる必要ないんだよ。ゾンビのような化粧やコスプレして本当に怖い」「人混みには本当に行きたくない」「遊びに興じる人、逃げる人、隙間で生き延びる人、押しつぶされて亡くなる人。この事故はまさに人類の縮図」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携