anomado 2022年11月2日(水) 21時30分
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中国北京で1日に行われた第33回中国テレビドラマ界最高賞、「飛天賞」の授賞式で、女優、男優、作品、監督部門での最優秀賞が順次発表され、ドラマファンの関心を引き付けている。
特に最優秀女優賞に輝き、受賞スピーチで大注目を浴びたのはカザフ族出身のレイザ(熱依扎)。中国寧夏地区の貧困脱却をリアルに描いた「山海情(MINNING TOWN)」で素朴で勤労な農村女性を好演し、視聴者から圧倒的な支持を集めていた。ドラマは去年、ドラマ・映画の情報サイト最大手・豆瓣(douban)で10点満点のうち、9.3点をマークした超人気作品としても知られている。
「山海情」はレイザが出産後に挑んだドラマ復帰作で、産後ドゥーラの協力と親友の女優スン・リー(孫儷)の応援の下、育児との両立に苦労しながら仕上げた感慨深い作品。受賞スピーチで当時を思い浮かべながら涙を流すと、客席にいたスン・リーも思わずもらい泣きする場面が。2人は2011年に配信された大ヒットドラマ「宮廷の諍(いさか)い女」で陰で支え合う甄嬛と葉瀾依に扮(ふん)し、以来親交を深めていったもよう。
第31回の「飛天賞」で最優秀女優賞を受賞し、第33回の今回はレイザの“ライバル”として現れたスン・リーが友人の受賞を涙ながらに見守る様子が中継されると、視聴者から「本当の姉妹みたいに情け深いな」「今の2人を見ていると『宮廷の諍い女』の甄嬛と葉瀾依を思い出すね」「2人とも優秀な役者」「思わずもらい泣きした」など、むつまじい友情をたたえるコメントが続々と寄せられた。(編集/RR)
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