中国の俳優ワン・ホーディー（王鶴棣）が、四川省楽山市で実家が経営する飲食店に姿を見せたことで、思いがけない来訪にその場は大騒ぎとなった。

今夏に配信されたファンタジー時代劇「蒼蘭訣」が人気を集めてブレークしたワン・ホーディーだが、出身地の四川省楽山市で両親が経営する串料理の軽食店は、ブレーク後には多くのファンが訪れる“聖地”の１つとなっている。

今月４日夜、この店にワン・ホーディーがいきなり姿を見せたことで、店内にいた客らがめざとくその姿を見つけ、歓声と熱気に包まれる騒ぎとなった。この時の様子を撮った写真や動画を見ると、ワン・ホーディーはデニムの上下にキャップ、黒いマスクのカジュアルな姿で登場。店の近くに車で乗り付け、店内の冷蔵庫から炭酸飲料を１本取り出すと、そのまま駆け足で外に出て車へと戻っている。

過去には仕事がオフの時には地元へ戻り、店を手伝う姿もファンに目撃されていたが、今回は店内にいたのは１分足らずとわずかな時間だった。ただ単に飲み物を取るためだったのか、または店内がパニックになるのを避け、機転を利かせてすぐ店を出たのかは不明だが、一瞬の遭遇を果たした幸運な人が撮った動画には、「本当にうらやましい」と羨望の声や、自然で飾らない様子に親近感を示すコメントが集まっている。(Mathilda)