ヒットメーカーのジェン・シャオロン（鄭暁龍）監督が手掛ける歴史大作ドラマ「天工之城」に、女優チャオ・リーイン（趙麗穎）と俳優ホアン・シュエン（黄軒）が主演するのではないかとネット上で話題が持ち上がっている。

「宮廷の諍（いさか）い女」や「ミーユエ 王朝を照らす月」など、数多くのヒット作で知られるジェン・シャオロン監督の最新作「天工之城」が５日、初のティザーポスターを公開。同作は中国・明朝の永楽年間、紫禁城の建設に挑む大工の一家にスポットを当て、偉業の陰に隠れた当時の名も無き人々の姿を描くドラマ。紫禁城建設にまつわる史料をベースに、建設過程を忠実に描く文化的意義の高い歴史大作となる。

全45話構成とも紹介されている「天工之城」は現在のところ、キャスティングは未発表だが、主演にはチャオ・リーインとホアン・シュエンが最も有力との話題が浮上。チャオ・リーインは今月4日、ファンタジー時代劇「与鳳行」がちょうどクランクアップしたばかり。また、今夏に放送されて人気を集めた主演ドラマ「幸福到万家」はジェン・シャオロン監督の作品で、監督と再びタッグを組み、すぐにも撮影に入るのではないかと言われている。

ホアン・シュエンも過去に、「紅高粱」と「ミーユエ 王朝を照らす月」でジェン・シャオロン監督のドラマ作品に出演。また、チャオ・リーインとホアン・シュエンは2017年、中国メディアの新浪（SINA）による毎年恒例のパフォーマンス企画「最美表演」の短編ドラマで夫婦役を演じて好評だったことから、2人の再共演の話題にネットでは期待を示す声が上がっている。

なお、「天工之城」のキャスティングについてはチャオ・リーインとホアン・シュエン以外にも、女優ではスン・リー（孫儷）やリウ・タオ（劉涛）、俳優ではフー・ゴー（胡歌）やワン・カイ（王凱）の名前が挙がっており、いずれも人気と実力を備えた顔ぶれだけに、今後の公式発表が注目される。(Mathilda)