2022年11月7日、韓国・YTNによると、ソウルの永登浦（ヨンドゥンポ）駅付近で6日午後8時50分ごろ、列車「ムグンファ号」が脱線する事故が発生した。

記事によると、この事故により約30人が軽傷を負い、そのうち約20人が病院で治療を受けている。列車には乗客約270人が乗車していた。

韓国鉄道公社（KORAIL）は事故対策本部を設置し、復旧作業を進めている。

今回の事故はKORAIL事業場での死亡事故からわずか1日後に発生した。KORAILでは5日午後8時20分ごろ、線路調整作業をしていた30代職員が貨物列車にひかれ死亡した。

相次ぐ事故を受け、国土交通部の元喜龍（ウォン・ヒリョン）長官は「KORAILが1から10まですべてを変えなければならない」と叱責したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「大統領が変わっただけでこの国は後進国になった」「尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領になってからなぜこんなに事件事故が多いのか」「何かおかしい。誰かがわざと事故を起こしているとしか思えない」「最近はこういう後進国型事故が多すぎる」「自分で自分を守るしかない。この国は無政府状態だ」「元喜龍長官は叱責される側では？。毎日が不安だよ」「KORAILだけでなく、韓国の長官全体を変えても足りないくらい」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）