ショートトラック界に衝撃! ハンガリー兄弟選手がそろって中国籍取得か=中国ネット民は歓迎せず

Record China    2022年11月9日(水) 14時0分

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スピードスケート・ショートトラックのハンガリー代表選手2人がそろって中国籍を取得する可能性があると報じられた。

スピードスケート・ショートトラックのハンガリー代表選手2人がそろって中国籍を取得する可能性があると報じられた。

中国メディアの鳳凰網体育は9日、ハンガリーのスケート協会が8日に発表した内容として、スピードスケート・ショートトラックのトップ選手であるシャオリンサンドル・リュウ(26)とシャオアン・リュウ(24)の兄弟が国籍変更の手続きをしていると伝えた。どこの国籍を取得するかについては明らかにされていないものの、現地メディアの報道では父親が中国人であることから中国籍を取得する可能性が高いと報じられているという。

鳳凰網体育によると、リュウ兄弟は今年8月から中国チームと共に中国国内で練習をしており、過去にハンガリーチームで2人のコーチを務めた張昌(ジャン・ジン)氏が現在、中国チームのヘッドコーチを務めている。兄弟は共に国際大会で実績豊富なトップ選手。弟のシャオアン・リュウは今年2月の北京冬季五輪男子500メートルで金メダルを獲得している。

このニュースは驚きを持って伝えられており、中国のスポーツブロガーはSNSに「衝撃が走った」とつづったほか、あるスポーツ記者は同じショートトラック強豪国である韓国の聯合ニュースが「もし2人がそろって中国に帰化すれば、世界の男子ショートトラック界は大きく動揺するだろう」と報じたことを紹介した。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「ショートトラックのリュウ兄弟が中国国籍に変更か」がトレンド1位に急上昇。ただ、北京五輪でシャオリンサンドル・リュウが中国選手への反則で失格になった上にその後の態度の悪さに批判が集まったこと、過去に別の中国選手を負傷させたことなどから、ネット上では「素行の悪い選手は不要」「韓国に帰化すればいいのに」「まずけがをさせた中国選手に謝罪せよ」など2人の帰化に否定的な声が大半を占めている。

ショートトラック選手では、韓国出身のイム・ヒョジュン(林孝俊)がセクハラスキャンダルにより自国での活動の場を失い、2020年6月に中国籍を取得している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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