Record China 2014年7月1日(火) 5時0分
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29日、青島日報は記事「人民解放軍、今後は“サメ”でベトナム・ダイバーを退治=西沙諸島の石油採掘プラットフォームを防衛」を掲載した。写真は無人水中ロボット「海燕」の模型。
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2014年6月29日、青島日報は記事「人民解放軍、今後は“サメ”でベトナム・ダイバーを退治=西沙諸島の石油採掘プラットフォームを防衛」を掲載した。
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南シナ海パラセル諸島(中国名・西沙諸島)近海に中国が石油採掘プラットフォームを設置したことを発端に、中国とベトナムの対峙が続いている。ベトナム側は中国の放水、衝突により船舶の損傷が相次いでいると主張しているが、中国側もベトナム船の体当たりを受けた、障害物を流したりダイバーが漁網を設置するなどの妨害工作を受けていると主張している。
さて、このダイバー退治に新兵器が搭乗したと青島日報は報じている。それが天津大学が開発した無人水中ロボット「海燕」だ。全長1.8メートル、重さ70キロで、魚雷のような形をしているが、最大活動深度は1094メートル、時速6キロで移動する。30日間程度の連続行動が可能となる。
将来的にはこの「海燕」の軍事利用が可能だ。相手のダイバーや機雷、潜水艦を探知したり、攻撃することも考えられる。石油採掘プラットフォームの周囲をサメのように遊泳し、ベトナムのダイバーを発見すれば自動的に攻撃するといった運用が考えられ、ベトナムの妨害工作を徹底的に封じ込める切り札になると指摘した。(翻訳・編集/KT)
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