隔離期間に階下に降りて除籍、生徒の処分撤回=中国ネット「撤回して終わり?」

Record China    2022年11月10日(木) 23時0分

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中国・甘粛省酒泉市粛州区の粛州中学で、防疫規定に違反したとして除籍処分となった2人の生徒の処分が撤回された。

中国・甘粛省酒泉市粛州区の粛州中学(中学高校に相当)で、防疫規定に違反したとして除籍処分となった2人の生徒の処分が撤回された。

中国メディアの三聯生活週刊によると、同校は8日、隔離期間中に階下に降りたとして2人の生徒を半年間の観察期間付きの除籍処分を決定した。しかし、粛州区の教育局が検討した結果、学校側の処分は不当であるとして同校に処分を撤回し、生徒らに指導を行うよう命じた。

この話題は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でトレンドトップ10に入っており、ネットユーザーからは「指導もせずにいきなり除籍とか、本当にとんでもない」「除籍ってそんなに気軽にしていいものなのか?」「生徒が間違いを起こしたら除籍されるのに、学校が間違いを起こしたら撤回して終わりか?」「生徒はすぐ除籍処分にするくせに、学校には管理指導止まり」「学校側は生徒に謝罪すべきではないか」といった声が上がっている。

一方で、「除籍は行き過ぎだと思うが生徒がルールに反したというのも事実」「状況による。再三にわたって注意したにもかかわらずこれでは、学校側も教育のしようがない」との声も見られた。

なお、中国国内では厳しいゼロコロナに批判の声が上がっていると伝えられているが、微博上では同校の生徒らへの厳しい制限に関するコメントは制限されているようだった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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