俳優バイ・ジンティン（白敬亭）の最新作となる時代劇ドラマ「卿卿日常」が、配信開始を目前にタイトルを変更するという慌ただしさで注目され、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でもトレンドランキングの上位に登場している。

10日夜に動画配信サービス・愛奇芸（アイチーイー/iQiyi）で配信をスタートした「卿卿日常」は、中国ドラマで2022年最初のヒット作となった「開端」に主演したバイ・ジンティンの最新作として、以前から配信開始が待たれていた作品。もともと「新川日常」のタイトルで紹介されていた作品だが、配信開始を目前にした今月7日、急にタイトル変更を発表している。

これについてネット上では、国家広播電視総局の指導が原因ではないかと疑う声が上がっている。タイトルに地名が入っていることが問題視され、急きょ変更を迫られたと推測する人が多く、この思わぬアクシデントが影響して同作は10日、ウェイボーのトレンドランキングの上位に登場。また、配信開始から瞬く間に再生回数が2000万回を突破している。

「卿卿日常」でバイ・ジンティンの相手役を演じるのは、ドラマ「驪妃-The Song of Glory-」などに出演した女優ティエン・シーウェイ（田曦薇）。それほど知名度の高くないティエン・シーウェイだが、バイ・ジンティンとの共演によって最近注目されるようになり、笑顔の愛らしいビジュアルから、ネット上では人気女優チャオ・ルースー（趙露思）“二世”との呼び声も高くなっている。(Mathilda)