中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で14日、中国の人気イケメン俳優ヤン・ヤン（楊洋）がアンチファンに勝訴したとする投稿が注目されている。

投稿によると、ヤン・ヤンがネットワークサイト「豆瓣」上のアンチファンを訴えたインターネット権利侵害責任紛争に関する情報が、企業情報アプリ「企査査」に13日付で掲載された。

北京インターネット裁判所は、肖（シャオ）被告に対し、人民法院報での原告への公開謝罪、精神的損害の慰謝料2万元（約40万円）と権利擁護のための合理的支出2万元、計4万元（約80万円）の支払いを命じた。

豆瓣はユーザーがオンラインコミュニティーを形成し、ドラマや映画、書籍、音楽などを評価することができるネットワークサイト。

ヤン・ヤンがアンチファンに勝訴したとする投稿について、中国のウェイボー利用者からは「ヤン・ヤンの権利擁護を支持する」「インターネットは無法地帯ではない」「罰が軽すぎる」などのコメントが寄せられた。

ヤン・ヤンは、16歳でドラマ「紅楼夢（邦題：紅楼夢～愛の宴～）」に出演しデビュー。美少年として注目され、15年のドラマ「旋風少女（邦題：ときめき 旋風ガール）」や16年の「微微一笑很傾城（邦題：シンデレラはオンライン中！）」でブレークした。今年上半期はアクション・ロマンス時代劇「且試天下（邦題：黒豊と白夕～天下を守る恋人たち～）」とエリート特殊部隊を描く「特戦栄耀」に主演し、中国のエンタメデータ分析マーケティング会社Vlinkageが発表した今年上半期の人気俳優トップ10で3位に入った。（翻訳・編集/柳川）