Record China 2022年11月24日(木) 11時0分
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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本が強豪ドイツを破る大金星を挙げたことが中国でも大きな注目を集めている。
23日に行われた試合、日本は序盤からドイツにボールを支配されると、33分にGK権田修一が与えたPKをギュンドアンに決められ先制を許す。その後も押し込まれる展開が続いたが、前半を何とか1失点に抑えて後半へ。システム変更と選手交代が奏功して、迎えた75分、左サイドの崩しから最後は途中出場の堂安律が押し込んで同点に追い付く。さらに8分後、板倉滉のロングボールを見事なトラップで収めた浅野拓磨が持ち込み、勝ち越しゴールを挙げた。日本が国際大会でドイツに勝利するのは初めてで、まさに歴史的な大金星となった。
中国でも日本の勝利は大きな話題になった。試合直後の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「日本逆転」「ドイツVS日本」「ドイツ1-2日本」がトレンドトップ3を独占。24日朝を迎えても関連ワードがトレンド入りしているほか、中国メディアでは「大番狂わせ!」と見出しを打つ記事が続々と配信された。中でも中国新聞網は「日本がゴールを決めた瞬間、試合後に控えの選手たちがピッチに走りこんだ瞬間、私は震えた。日本サッカーにとって歴史に残る勝利だった」と現地に赴いた記者のレポートを伝えている。
また、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「日本すごいぞ!アジアの光だ」
「ありがとう、サムライブルー」
「ドラマを見ているようだ」
「日本は本当にすごい。心からの称賛を」
「日本はスピードと敏しょう性という自分たちの長所を最大限発揮し、たゆまぬ努力で偉業を成し遂げた」
「ドイツは負けても仕方がない戦いだった。日本の後半の猛攻がすごかった」
「ドイツは後半にディフェンスラインが崩壊した。日本の戦いぶりは確かに良かった」
「日本がドイツに勝利したのは番狂わせじゃない」
「40年前、日本人は『キャプテン翼』の中だけでW杯に出ていた。40年後の今、日本人はW杯の舞台で強豪に劣らぬ戦いを見せている」
「小さいころ、『キャプテン翼』はSF作品だと思っていたが、今ようやくドキュメンタリー作品だと気付いた」
「カタール大会はアジアのチームが改めて定義される大会だ(サウジアラビアも強豪アルゼンチンに勝利)」
「サウジアラビアがアルゼンチンに勝った!日本がドイツに勝った!アジアの奇跡だ!」
「以前、ドイツ代表を応援していたことがあるが、日本の勝利には興奮した。ドイツの先制ゴールの時にすでにアルゼンチンと同じ結末をたどるような予感がしていた」
「うらやましくてねたましい!日本人の技術は本当に素晴らしい。私も、私の息子の代も、中国が欧州の国に勝つのを見ることはできないだろう」
「中国代表は100年でも日本に追い付けないよ」
(翻訳・編集/北田)
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