江沢民氏死去でネットが白黒に、中国ネット民焦る―台湾メディア

Record China    2022年12月1日(木) 11時0分

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30日、台湾・聯合新聞網は、中国の江沢民元国家主席の死去により、中国本土SNSやECプラットフォームまでもが画面を白黒にしたと報じた。写真は江氏の故郷、揚州の旧居。

2022年11月30日、台湾・聯合新聞網は、中国の江沢民(ジアン・ザーミン)元国家主席の死去により、中国本土のメディアや政府・共産党系機関だけでなく、SNSやECプラットフォームまでもがトップページをモノクロにしたことに、ネットユーザーは「ウイルスに感染したのかと思った」と焦っていたと報じた。

記事は、新華社が11月30日「全党全軍全国各族人民に告げる書」として、江氏が同日午後0時13分(日本時間同1時13分)、白血病に多臓器不全を併発して上海にて96歳で死亡したと報じたことを紹介した。

そして、この報道が流れると新華社、中国中央テレビ(CCTV)、人民網、環球時報などの政府系・中国共産党系メディアをはじめとするほぼすべての中国本土メディアがトップページをモノクロの色調に変更し、CCTVではキャスターが黒のスーツに黒ネクタイを着てニュースを放送したと伝えた。

また、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のホットワードランキングページや、愛奇芸、網易雲、支付宝、タオバオ、京東、ビリビリなど各ジャンルのアプリも画面をモノクロに変更し、中国のSNS「小紅書」もその名に反して「白黒」になったと紹介している。

その上で、中国本土のネットユーザーからは「デスノートを開いたみたいだ」「まるであの世に来たみたいだ」「一瞬、スマホの見すぎで目がおかしくなったかと思った」「ウイルスに感染したのかと思った」「画像が全部遺影に見える」「物欲が大きく減退した」といった感想が見られたとし、中には「最高級の形式主義だ」「こんなことをする必要があるのか?」という意見も出たと伝えた。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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