台湾球児の甲子園ストーリー「KANO」=大ヒットでアンコール上映も決定!―台湾

Record China    2014年7月2日(水) 15時50分

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1日、台湾の高校球児の甲子園ストーリーを描く映画「KANO 天下の嘉農」が、今年9月25日からアンコール上映されることが決定した。

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2014年7月1日、台湾の高校球児の甲子園ストーリーを描く映画「KANO 天下の嘉農」が、今年9月25日からアンコール上映されることが決定した。聯合報が伝えた。

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「海角七号/君想う、国境の南」や「セデック・バレ」のウェイ・ダーション(魏徳聖)監督がプロデュースに回り、「セデック・バレ」にも出演したマー・ジーシアン(馬志翔)監督がメガホンを執った同作。1931年に嘉義農林学校(現嘉義大学)野球部が甲子園大会に初出場し、準優勝という快挙を達成した実話を描いている。タイトルの「KANO」は嘉義農林学校の略称「嘉農(かのう)」を示すものだ。

台湾では今年2月28日から公開されたが、一般市民からの熱い声に応え、9月25日からアンコール上映されることが決定。マー監督およびウェイ監督によると、これまでキャンペーンの一環として企業や学校を回って講演会を行い、約60万人と触れ合ってきた。出会った人々から「上映期間は多忙で見に行けない」「ちょうど試験期間に当たる」といった声が多く、さらに映画情報サイトには連日100件を超える再上映の問い合わせが続いている。こういった状況に背中を押され、アンコール上映を決めたという。

「KANO」は台湾だけで、興業収入ランキングで歴代7位の3億1400万台湾ドル(約10億7000万円)という大ヒットを記録。歴代1位はウェイ監督の「海角七号/君想う、国境の南」だ。マー監督はアンコール上映の決定について、「初上映の時より緊張感は少ないが、興奮度はアップしている。神様がくれた2度目のチャンスに全力でぶつかり、ホームランを放ちたい」と喜びの声を上げている。(翻訳・編集/Mathilda

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