Record China 2022年12月2日(金) 11時40分
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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本が強豪スペインから挙げた決勝点が中国のSNSで物議を醸している。
2日に行われた試合、11分にスペインに先制ゴールを許すも、48分に後半開始から投入された堂安律が強烈なミドルシュートを叩き込んで同点に追いつく。そしてその3分後。堂安の右サイドからのグラウンダーのクロスを三笘がタッチラインぎりぎりで折り返し、最後は田中碧が膝で押し込んだ。しかし、直前にボールがゴールラインを割っていたのではないかとしてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックが入ることに。そして数分間の検討の後、ゴールが認められた。
このプレーをめぐっては、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で三笘が折り返す前にボールが外に出ていたのではないかとの声が相次いだ。中継の映像ではラインを割っているように見えるものの、サッカーではボールのふちが少しでもラインにかかっていればインプレーとなる。
微博上では「これが(外に)出てないのかよ」「絶対出てるだろ。VARは何をしている」「VARはボールの影にでも反応したんじゃないのか」といった疑問の声が上がったものの、「ボール全体は出ていないからインプレーなんだよ」「えせサッカーファンが多いな。ボールデッドの基準も知らないのか」「一部の“サッカーファン”は少なくともサッカーでどうなったらボールデッドになるかを理解してから見た方がいい」「明らかに(外に)出ていない」「審判&テクノロジーに挑戦しようとするとは」など反論の声が多数寄せられ、共感も多く集まっている。
また、あるブロガーは「なぜ日本の2ゴール目は外に出ていないと言えるのか」とし、サッカーボールと白い紙を床に置いて再現した動画を投稿した。動画では、中継のカメラのように斜めの角度から見るとボールは白い紙にかかっていないように見えるものの、カメラの位置を動かして真上から見るとボールのふちがかかっている(外に出ていない)ことが分かる内容になっている。
同ブロガーは「死の組をドイツとスペインに勝利して首位で突破した日本、心からおめでとう!嫉妬はなく、ただただ敬服するばかりだ」とつづっている。(翻訳・編集/北田)
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