Record China 2022年12月2日(金) 14時0分
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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本が強豪スペインを破ってグループリーグ首位通過を決めたことについて、中国のSNS上ではある言葉がトレンド入りしている。
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本が強豪スペインを破ってグループリーグ(GL)首位通過を決めたことについて、中国のSNS上では「ある言葉」がトレンド入りしている。
日本は初戦でW杯優勝4回を誇る強豪ドイツとの試合に2-1で逆転勝利を収める大金星を挙げた。ところが、先発メンバーを大きく入れ替えた2戦目はFIFAランキングで格下で最も勝ち点を取りやすいとされていたコスタリカを相手にまさかの敗戦。グループリーグ突破に懸念が広がる中で迎えた2日のスペイン戦では、再び格上を相手に逆転勝利を収め、見事、グループE首位通過を決めた。
この戦いぶりについて、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「森保一 田忌賽馬」がトレンドトップ10入りを果たした。
「田忌賽馬」は中国の成語で、競馬(馬の競争)が好きだった斉国の将軍「田忌」が、あるとき同国の「威王」から勝負を持ちかけられ喜んだが、3頭とも敗れてしまった。その後、「孫子」から「相手の一番強い馬にこちらの一番弱い馬を、相手の中くらいの強さの馬にこちらの一番強い馬を、相手の一番弱い馬にこちらの中くらいの強さの馬をぶつける」という作戦を教えてもらい2勝1敗で勝利する、という話だ。
つまり、日本代表の森保監督は相手によって起用する選手を入れ替えたことで、3戦を通じてグループリーグ突破を決めたということを意味している。
ネット上では「これはまさに『田忌賽馬』だ」「『田忌賽馬』にも一定の実力が必要。日本、おめでとう」といった声がある一方、「これは厳密には『田忌賽馬』ではないのでは?」「『田忌賽馬』だとしたら、コスタリカが一番強いってこと?」「言ってみれば『逆田忌賽馬』か?」といった声も出ている。
このほか、「(日本は)実力があった。絶対に運ではない」「うらやましいな」「森保監督は名将なのかもしれない」「ドイツはアジア恐怖症になっちゃうな」「次戦で前回大会の準優勝国に勝てるだろうか?」「優勝経験国を2カ国も破っている。準優勝が何だっていうんだ」「このまま優勝まで突っ走るのか」「とりあえず彼らの幸運を祈ろう」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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