韓国の音楽授賞式「MAMA」、なぜ日本で開催された?―韓国メディア

Record Korea    2022年12月7日(水) 8時0分

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3日、韓国・マイデイリーは「韓国の音楽授賞式をなぜ日本で開催する必要があったのか」と題した記事を掲載した。資料写真。

2022年12月3日、韓国・マイデイリーは「韓国の音楽授賞式をなぜ日本で開催する必要があったのか」と題した記事を掲載した。

記事によると、世界最大級のK-POP授賞式「MAMA(Mnet Asian Music Awards)」が11月29~30日、京セラドーム大阪で開催され、約7万人の観客を動員した。海外での開催は3年ぶりだったという。K-POPスターが大挙出演し、KARAのカムバック、BTS防弾少年団)のメンバー、J-HOPEのソロなど特別なステージが披露されたほか、プレゼンターとして俳優のファン・ジョンミン、チョン・ウソン、バンクーバー五輪女子フィギュアスケート金メダリストの金妍児(キム・ヨナ)も出演するなど、豪華な顔ぶれがそろった。

記事は「この様子を、韓国のファンはテレビやスマートフォンの小さな画面で見なければならなかった」「授賞式は平日で2日間にわたったため、日本のファンのための行事と変わらなかった」と指摘している。「MAMA」は文化交流という趣旨でこれまでマカオシンガポール、香港、ベトナム、日本で授賞式を行ってきたというが、「今は海外のK-POPファンが韓国を訪れる時代だが、主催のCJ ENMはMAMAの海外開催ばかりにこだわっている」「一部では『韓国のファンを軽視している』という批判や不満の声が上がっている」とも伝えている。さらに「ビルボード・ミュージック・アワードやグラミー賞授賞式など米国を代表する音楽授賞式が他国で開かれるのを見たことがあるだろうか」「出演者が英語や日本語で話し、それをハングルに翻訳し韓国に生中継している様子はこっけいだ」と批判している。

CJ ENMは、同紙の取材に対し「K-POP輸出1位、世界2位規模の音楽市場を持つ日本は授賞式開催地に適合すると判断した」「オフライン開催地がどこであるかは重要な問題ではないと考えている」「今後もMAMAは韓国を含む全世界のどこでも開催可能である」とコメントしたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「高額のチケットを売るために日本に行ったんでしょ」「20万ウォンを超えるチケット(22000円)でドームをいっぱいにしたんだから、理由なんて聞かなくても分かる」「韓国のファンだったら出さないような金額だからね」「チケット代で稼ぎたいから。それ以上でも以下でもない」「資本主義(笑)」「浅はかな売国奴」など、「金のため」というコメントが殺到している。

その他、「自国の授賞式を外国でやるなんてばかげたことをやってるのは韓国くらいだろうな」「金を稼ごうと必死なんだろうけど、英語で進行するのと『アジア』と付けるのはおかしいよね」「他国の歌手のことは適当な扱いをしているくせに、なぜタイトルに『アジア』と付けて海外で開催するのか」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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