韓国で「中国製品の海外向け通販」流行、マッサージガンなど新興中国製品が人気

人民網日本語版    2022年12月4日(日) 10時30分

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今年は「中国製品の海外向け通販」が韓国で流行している。

今年は「中国製品の海外向け通販」が韓国で流行している。ダブル11(11月11日のネット通販イベント)やブラックフライデーセールなどの大型セール期間には、韓国の消費者が中国の越境ECプラットフォームの速売通で中国製品を競うように購入し、税関の物流センターが品切れという事態まで発生した。中国新聞網が伝えた。

速売通がこのほど発表したデータによると、現在の「中国製品の海外向け通販」ブームを見ると、韓国ではエレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)用のキーボード、マッサージガン、コーヒーメーカー、ブラインドボックス、トレンド玩具など新しく登場した中国製品の人気が高い。速売通韓国市場責任者の永陽さんは、「単価は安くないが、一定のブランド効果があるかなり多くのメード・イン・チャイナ製品が、韓国の消費者に受け入れられている」と説明した。

永陽さんは、「韓国人の生活習慣と消費トレンドは中国に非常に似ており、コーヒーメーカー、マッサージガン、キャンプ用品など中国のネットで人気の商品が、韓国でも往々にして大変人気がある。中国企業が越境ECプラットフォームに出店したいなら、韓国市場での事業展開が相対的にハードルの低い選択肢になるだろう」との見方を示した。

越境ECプラットフォームが台頭し、越境物流体験が向上し、これに中国製品の競争力の高さも加わったことが、韓国での「中国製品の海外向け通販」流行の根本的な原因だ。今年のダブル11には、速売通が韓国のアプリストアで最も多くダウンロードされたショッピング類アプリになり、韓国で非常に人気がある地元ECプラットフォームのCoupang(クーパン)を抜いた。

現在、韓国のEC市場の規模は世界5位で、東南アジアEC市場全体の規模に相当する。韓国統計庁がまとめたデータでは、昨年の韓国の海外通販利用者の購入額は41億ドルに上り、そのうち中国製品が4分の1以上を占めたという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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