動画配信サービス・騰訊視頻（テンセント）がこのほど、2022年に配信された新作ドラマを総括した再生回数ランキングを公開。今年、人気と話題をさらった時代劇作品がトップ5を占めている。

このランキングでトップに立ったのは、ウー・レイ（呉磊）とチャオ・ルースー（趙露思）が主演した二部作の時代劇「星漢燦爛」「月升滄海」で、再生回数は82．33億回となった。今年7月に配信スタートした同作は主演2人のカップルも好評で、再共演を望む声が多い。

2位はチャン・ルオユン（張若昀）主演の武侠時代劇「雪中悍刀行」で、再生回数は78．57億回。昨年12月に配信をスタートした作品で、第二部の制作も明らかになっている。

3位はリウ・イーフェイ(劉亦菲)、チェン・シャオ（陳暁）が主演の時代劇「夢華録」で、再生回数は59．37億回と発表されている。映画を中心に活動するリウ・イーフェイの16年ぶりのドラマとしても注目され、衣装や女性の化粧、大・小道具に見られる細密な時代考証も高い評価を得た。

4位はトップ5で唯一の現代ドラマで、シャオ・ジャン（肖戦）とヤン・ズー（楊紫）が主演の「これから先の恋」(余生、請多指教) 。再生回数は45．15億回となった。2019年にクランクアップしたものの配信延期が繰り返され、今年3月にやっと配信をスタートしている。

5位はヤン・ヤン（楊洋）とチャオ・ルースー（趙露思）主演の時代劇「且試天下」で、再生回数は42．49億回。同作は別ドラマからの盗作疑惑や馬の虐待疑惑、さらに監督の不倫の疑いやチャオ・ルースーの演技への批判など、さまざまなマイナス要素が報じられたものの、第5位に食い込んでいる。(Mathilda)