中国スポーツ紙の体壇週報（電子版）はこのほど、サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会でベスト16に進出した韓国代表について、報奨金の他に兵役が免除されるかどうかも注目されているとする記事を掲載した。

記事によると、W杯に出場している韓国代表26人にはそれぞれ報奨金2000万ウォン（約208万円）が基本的に支給されるほか、グループリーグの成績によって勝利時に3000万ウォン（約312万円）、引き分けの場合は1000万ウォン（約104万円）、ベスト16進出時には1億ウォン（約1042万円）が支給されることになっていて、グループリーグ1勝1敗1分けでベスト16に進出したことから1億6000万ウォン（約1666万円）の支給が決まっている。さらに決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）でブラジルを破りベスト8に進出すれば2億ウォン（約2084万円）を得ることができる。

報奨金の他に注目されているのが兵役が免除されるかどうかだ。2002年W杯日韓大会でベスト4入りした韓国代表は兵役免除された。韓国代表26人のうち、MFソン・フンミン、GKキム・スンギュら15人は、五輪またはアジア大会で好成績を残し兵役免除された。DFホン・チョル、FWチョ・ギュソンら5人は兵役義務を終えたか兵役義務を履行中だ。残るのはGKソン・ボムグン、DFユン・ジョンギュ、MFぺク・スンホ、MFイ・ガンイン、MFチョン・ウヨン、FWソン・ミンギュの6人。うちユン・ジョンギュは来年1月16日の入隊が決まっている。（翻訳・編集/柳川）