Record China 2022年12月7日(水) 20時0分
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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会をめぐり、中国紙・環球時報は7日、アジアの国の決勝トーナメント進出率は欧州に次いで2番目に高かったと報じた。
5日(現地時間)の試合で日本と韓国がそれぞれクロアチア、ブラジルに敗れたことで、アジア勢は大会から姿を消した。しかし記事は、アジアから出場した6カ国のうち3カ国がグループリーグを突破し、進出率は南米と並ぶ50%だと説明。これは欧州の61.5%に次ぐ数字で、アフリカ(40%)、北中米カリブ海(25%)を上回ったと指摘した。
また、アジアでは開催国カタールを除く5カ国が勝利を挙げ、日本とオーストラリアが2勝、韓国、サウジアラビア、イランが1勝で計7勝となり、アジアの1大会での勝利記録(2002年日韓大会の6勝)を更新したとも伝えた。
記事は、日本の敗退について英紙ガーディアンが「日本はドイツ、スペインと相次いでW杯優勝国に勝利したことで不屈の精神を示し、自分たちの情熱で世界のサッカー秩序を転覆させようとした」と評したほか、米CNNも「ドイツに逆転勝利を収め、欧州や南米以外の国もW杯で実力を示すことができるという新たな視点を打ち立てた。日本は準々決勝まで勝ち上がることはできなかったが、堂安律、伊東純也、遠藤航、前田大然らはW杯で自らの力を証明した」とたたえたことを紹介した。
また、決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンに敗れたオーストラリアについて米紙ニューヨーク・タイムズが「メッシがいなければアルゼンチンは厳しい試合になっていた」と評したこと、同国代表DFトーマス・デンが地元メディアのインタビューに「W杯で最高の成績(タイ)を収めることができた。顔を上げて去りたい。忘れられない旅になった」と語ったことを伝えた。
さらに、韓国紙・中央日報が「今大会ではこれまでと異なるアジアの実力が見られた」とし、初めてアジアの3カ国が同時に決勝トーナメントに進出したことを報じたほか、ニュース1が「“アジア旋風”を目にしただけでなく、アジアサッカーの未来の希望も見えてきた」と報じたことも伝えている。(翻訳・編集/北田)
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